STORY
強盗事件での服役を終えたアンカーは、逮捕前に大金を預けた兄・マンフレルと15年ぶりに再会。しかしマンフレルはその隠し場所を忘れ、自分をジョン・レノンだと思い込んでいた……。生まれ育った実家の森に埋められているはずの大金を掘り起こそうとするも、どうにも見つからない。そこでアンカーは精神科医とともに、マンフレルの記憶を取り戻すためビートルズの再結成を決意。ところが現れたのは珍客ばかりで、事態は混乱の一途をたどっていく。
第82回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で大きな反響を呼び、デンマークのアカデミー賞たるロバート賞では13部門14ノミネートを果たして観客賞を受賞した『さよなら、僕の英雄』は、何もかもが対照的な兄弟の物語。主演を務めるのは、『ライダーズ・オブ・ジャスティス』(00)、『アダムズ・アップル』(05)、『メン&チキン』(15)などこれまですべての長編映画でアナス・トマス・イェンセン監督とタッグを組んできた北欧の至宝、マッツ・ミケルセン。記憶を失いジョン・レノンの人格を宿した兄・マンフレルを演じ、かつて見たこともない独特なキャラクターで新境地を開く。マンフレルに翻弄されるアウトローな弟・アンカー役にはニコライ・リー・コス。
この世の“正常”と“異常”の違いとは?社会が定義する“普通”とは何なのか?人間のアイデンティティの混乱、喪失、再生といったテーマを探求してきたイェンセン監督が、人生の迷子になったふたりの“失われたもの”を探す旅を描き上げ、奇想天外なスリルとユーモアに満ちあふれた珠玉のドラマでかつてない感動を呼び起こす。
強盗事件での服役を終えたアンカーは、逮捕前に大金を預けた兄・マンフレルと15年ぶりに再会。しかしマンフレルはその隠し場所を忘れ、自分をジョン・レノンだと思い込んでいた……。生まれ育った実家の森に埋められているはずの大金を掘り起こそうとするも、どうにも見つからない。そこでアンカーは精神科医とともに、マンフレルの記憶を取り戻すためビートルズの再結成を決意。ところが現れたのは珍客ばかりで、事態は混乱の一途をたどっていく。
1965年生まれ、デンマーク出身。ダンサーとしてキャリアをスタートし、映画『プッシャー』(96)で俳優デビュー。その後ハリウッドに進出し、『007 カジノ・ロワイヤル』(06)出演で一気に世界的ブレイクを果たし、『偽りなき者』(12)でカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞に輝く。12年の『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』では、本作のニコライ・アーセル監督とタッグを組み、母国デンマーク王宮で女王と恋に落ちる侍医役を演じている。主な出演作に、ドラマ「ハンニバル」シリーズ(13~15)や、『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』(16)、『ドクター・ストレンジ』(16)、またアカデミー賞®国際長編映画賞を受賞した『アナザーラウンド』(20)、『愛を耕すひと』などがある。10年には、その功績が認められデンマーク女王からナイトの称号を授与されている。
1973年生まれ、デンマーク出身。1991年、ソーレン・クラーク=ヤコブセン監督作『Drengene Fra Sankt Petri』で映画初出演。デンマーク国立舞台芸術学校を卒業したのち、ラース・フォン・トリアー監督作『イディオッツ』(98)をはじめ、『ゼイ・イート・ドッグス』(99)、『ブレイカウェイ』(00)などのデンマーク映画に出演する。クリストファー・ボー監督作『恋に落ちる確率』(03)で主演を務め、トム・ハンクス主演『天使と悪魔』(09)でハリウッドに進出。人気ミステリー小説を映画化した「特捜部Q」シリーズでは、第1作から第4作までで主人公の刑事カール・マーク役を演じている。その他の出演作にスサンネ・ビア監督の「真夜中のゆりかご」(15)や、など。
1968年生まれ、デンマーク出身。トーヴェ・ディトレウセンの原作「子ども時代の通り」を映画化した『アーリー・スプリング』(86)で17歳にして一躍ブレイクし、デンマーク国内で実力派俳優としてその名を馳せる。主人公である女性刑事を演じるサスペンスドラマ「THE KILLING/ザ・キリング」シリーズはエミー賞で監督賞、主演女優賞など6部門にノミネートを果たし、世界的に評価されている。映画では『ミフネ』(98)、『ハウス・ジャック・ビルト』(18)、『ブレイカウェイ』(00)などへ出演。
1964年生まれ、デンマーク出身。1988年から4年間、デンマークのオーデンセ劇場で芝居を学び、舞台俳優として注目を浴びる。98年以降は、映画やTVシリーズにも進出、コメディドラマなどにも数多く出演。人気ドラマ「THE KILLING /ザ・キリング」をはじめ、『シージャック』(12)や『コールド・アンド・ファイヤー 凍土を覆う戦火』(14)、『バニシング』(20)など、多くの作品で国際的に高い評価を得る。イェンセン監督『メン&チキン』へも出演。
1961年生まれ、デンマーク出身。カンヌ国際映画祭にも出品されたラース・フォン・トリアー監督『イディオッツ』(98)や、ホラー・ドラマシリーズ『キングダム』で主人公を演じ個性派俳優として注目を浴びる。数多くの映画に加えてテレビドラマではシリアスなものからコメディ作品までジャンルを問わず横断し、デンマーク国内で活躍している。イェンセン監督『メン&チキン』『フレッシュ・デリ』へも出演。
1972年生まれ、デンマーク出身。俳優一家のもとに生まれ、1998年にニコライ・リー・コスと共にデンマーク国立舞台芸術学校を卒業。同年に第71回アカデミー賞短編映画賞を受賞したアナス・トマス・イェンセン監督作『Valgaften(原題)』に出演する。『Spies & Glistrup(原題)』(13)、『メン&チキン』(15)で2度のロバート賞に、『Voksne mennesker』(05)、『Offscreen(原題)』(06)で2度のボディル賞に輝く。また、舞台でも活躍し、数々の賞を受賞している。
1972年4月6日生まれ、デンマーク・フレズレクスヴェアク出身の脚本家・映画監督。
監督を手掛けた短編が1997年から3年連続でアカデミー賞短編映画賞へノミネートされ、『Valgaften(原題)』(98)が第71回アカデミー賞短編映画賞を受賞。2000年に『ブレイカウェイ』で長編監督デビューを果たし、同作はデンマーク映画史上屈指の人気作となった。最新作となる本作を含め6本の長編映画を制作し、全作にマッツ・ミケルセンとニコライ・リー・コスが出演している。
また、これまで50本以上の脚本を手掛け、スサンネ・ビア、ロネ・シェルフィグ、ソーレン・クラグ=ヤコブセン、ニコライ・アーセルほか様々な監督の作品の脚本を担当した。主な作品に『ミフネ』(98)、『キング・イズ・アライヴ』(00)、『しあわせな孤独』(02)、『ある愛の風景』(04)、『アフター・ウェディング』(06)、『ある公爵夫人の生涯』(08)、『未来を生きる君たちへ』(10)、『真夜中のゆりかご』(14)、『悪党に粛清を』(15)、『ダークタワー』(17)、『ある人質
生還までの398日』(19)、『愛を耕すひと』(23)など。